吉本芸人8.6秒バズーカーの反日疑惑。
本当なのか?ガセなのか?いろんな情報が飛び交っているので1つ1つ検証した結果を公開します。
8.6秒バズーカーの疑惑とは
8.6秒バズーカーとは吉本興業に所属する芸人、はまやねん(左)と田中シングル(右)のコンビ名。共に1991年生まれ。
2014年にデビューし「ラッスンゴレライ」というリズム芸でブレイクした大阪出身の2人組です。
デビュー後まもなく、吉本史上最速と言われるほどすぐにブレイクした彼らがあっという間に表舞台から消えたのは、ある重大な疑惑が持ち上がって大炎上したから。
それはラッスンゴレライというネタ自体が、原爆被害者さらには日本人全体をバカにする為のものだったからだと言われています。
徹底検証
検証しましたっていうブログ記事なんかはたくさんあるんですが、そのほとんどは8.6秒バズーカー本人たちの意見・反論をそのまま鵜呑みにして結論を出しています。
それではまったく意味が無いので、ここではすべて根拠を明確にした上で検証していきたいと思います。
落寸号令雷はデマ
ラッスンゴレライを漢字で書くと落寸号令雷。
これは米軍が原爆を落とす時の号令だった、なんて言われてネットで広まった言葉。
当時の新聞にも出ているとその画像が拡散されましたが、結論から言うとこれは完全なデマ。
新聞は当時実際に発行されたヒロシマ新聞の文字や写真を一部だけ入れ替えたコラと確定しています。
「ヒロシマ新聞」とは、原爆投下により実際には発行できなかった1945年8月7日の新聞を現代的視点で製作したもので、広島原爆投下から50年となる1995年に中国新聞労組などにより発行された。
そもそも米軍の号令が漢字表記なわけがない。
なんだ、8.6秒バズーカーの疑惑ってやっぱりネット発のくだらないデマだったのか。
陰謀論に騙されないようにね~
…なんて結論付けてるサイトもあるけれど、ちょっと待って。
これは数々指摘されている怪しい部分のほんの1つ。
どうせなら他の疑惑も確認してから結論を出そう。
コンビ名についての疑惑
8.6秒バズーカーというコンビ名も、原爆投下を暗喩しているんじゃないかと言われています。
本人たちによると、コンビ名の由来はNSCに入学した日の夜に忍び込んだ中学校校庭で、はまやねんが50mを走った時のタイム、8秒60から。
それにインパクトのある言葉をくっ付けようということで、8.6秒バズーカー。
しかし50m走で8秒60といえば小学6年生男子の平均値とほぼ同じ。多少太ったとはいえ、野球が得意でリレーも1位、スポーツ万能系だったというはまやねん(当時22才)がそんなに遅いっていうのは違和感が強い。
俺たち日本人の多くが「3.11」という数字を見て東日本大震災を思い出すように、「8.6」という数字を見ると原爆投下の日、広島で10万人以上が亡くなった8月6日を思い出す。
仮に8秒60で走ったのが本当だったとしても、わざわざそれを芸名にする?
8.6だけでもかなり微妙なのにわざわざ兵器の名前を付け足すか?
アメリカで「9.11クラッシャー」って芸名付けるようなもの。
事実、Youtubeの公式チャンネルにアップ(2018年1月19日投稿) された「遂に真相をお話します」という釈明動画上でも、コンビ名決定後に友人から「8.6は戦争を想起させるけど大丈夫?」と心配されたというエピソードが紹介されてます。
さらに8.6秒を英語にすると「8.6 seconds」。
彼らのイベント告知ポスターには日本語よりも大きなフォントを使い、英語表記で「8.6SecBAZOOKAA」と書かれています。
その「second」という英単語には秒の意味もあるけど、他に「もう1つの」「次の」「再来の」という意味もある。
つまり「8.6秒」の真の意味は「8月6日の再来」なんじゃないか…ネットでは当時そう疑われていた。
そして原爆は英語にするとアトミックボム。
いくらなんでもコンビ名にそのまま入れるわけにはいかないんで、その代わりにバズーカにしたんじゃないか、なんてことも言われてます。
でも「原爆の代わりになぜバズーカ?」って思わない?
俺も最初そう思ってました。
そこで重要な意味を持ってくるのが以下のエピソード。
第二次大戦で軍司令官を務め、後にアメリカ合衆国大統領となったアイゼンハワーは、第二次世界大戦でアメリカを勝利に導いた4つの兵器として、「C-47輸送機」「ジープ」「原子爆弾」そして「バズーカ」を挙げています。
類似するポーズ
ラッスンゴレライというのはいわゆるリズム芸なんですが、彼らはネタを始める前に「8.6秒バズーカーです」と言いながら、いつもあるポーズを取ります。
下の画像がそれ。一人は両足を揃えたままY字型に手を大きく広げるポーズで、もう一人は身体を斜めにして右手を曲げ左手を伸ばすポーズ。
それがなんと広島原爆ドームのお隣り、平和記念公園にある「原爆の子の像」にそっくりと指摘されています。
確かに左側のはまやねんは完全にそのまんま。
右側の田中シングルは足の開き具合が若干違うかなと思ったけど、像の通りの角度だと転倒してしまうので微調整するのは当然か。
首が客席のある正面を向いてる以外はこちらもほぼ同じ。
衣装についての疑惑
8.6秒バズーカーの衣装といえば、お揃いの赤シャツに黒ネクタイ。
これにも元ネタがあったとしたら?
画像はテクノ界のビートルズとも呼ばれる、世界的に有名なドイツの音楽ユニット「クラフトワーク」のアルバム。(クラフトワークはジョジョ第5部に出てきた敵キャラのスタンド名としても使われてます)
ズボンの色こそ違うものの、8.6秒バズーカーの衣装に非常に近い。
「だけどなんでテクノの大御所?それのどこが原爆と関係あるの?」と思った人。
次の画像を見てほしい。
同じくクラフトワークのアルバム、タイトルはズバリ「放射能」。
そしてさっきのアルバムのタイトルは「人間解体」……。
でもまだ…でもまだこれぐらいなら偶然に偶然が重なりまくってるだけかもしれない。
冷静に検証を進めよう。
はまやねん過去の発言が発掘される
反日疑惑で炎上後、ネット上では彼らの過去の発言などを探る人たちも出てきました。そして見つかったのがこれ。
吉本に入って芸人になる前、一個人としての発言です。
もう日本オワタ。中国と韓国とロシアに一気に攻め込まれる(笑)植民地ぷぎゃあ
ツイッターより
このツイートをしたのは2012年の8月、終戦記念日の夜。
(0時を過ぎているので日付は16日になってるけど)
続いてこちらは浜根くんの個人ブログ「昼ごはんでっせはまねでっせ」の2009年6月8日の記事。
世界の車窓から
浜根亮太個人ブログ「昼ご飯でっせはまねでっせ」より
本間おもろいわー
まじ癒し
日本はクソって思える番組やから幸せ
うーん、ゴマカシようがないぐらい明らかに反日です。
当時2ちゃんねるに入り浸ってたんで~と言い訳していたけれど、何のせいにしようと「日本は植民地になってしまえ」「日本がクソであれば幸せ」というメンタルだったこと自体は否定できない。
続いてこちらも同じブログから、原爆ドーム前でダブルピースしている画像。
日本をクソって思うことで幸せを感じる人間が原爆ドーム前でダブルピース…
とりあえず修学旅行で行った原爆ドームやろってことで原爆ドーム行ってきました♪
浜根亮太個人ブログ「昼ご飯でっせはまねでっせ」より
んでビリーブを折り鶴の前で歌って
とりあえず広島焼き食おうぜー
「広島焼き」という単語も、この人が言うと意味深に聞こえる。
この件は前後にもうちょっと文があって、それによればこの当日はケツアゴと黒マメという二人の友人と計三人で、黒マメの車に乗って地元である大阪から広島へ。
最初集まってどこ行く?
浜根亮太個人ブログ「昼ご飯でっせはまねでっせ」より
でそっこー広島やからな!笑
はまやねんの中に「広島」や「原爆」が根付いているのは間違いなさそうだ。
こちらも同じブログから。
小6の頃に世界大戦で使われたイペリット (皮膚などをただれさせる猛毒) という毒ガスの存在を知り、息が臭かった知人に「イペリット+息」で「イキリット」という仇名を付けた…っていう内容。
小学生当時から造語を作り出すのが好きだった事と、戦争関連の事柄に興味を持っていた事が分かる。
ネタ内のセリフを検証する
ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん
一見なにげないフレーズだが原爆との関連という視点から見てみよう。
調べてみると、なんと「chotto matte」(チョットマッテ)というニックネームが付けられた米軍の軍用機が実在したことが分かった。
しかもそれは第二次大戦当時、日本各地に爆弾の雨を降らせ恐れられたB-29爆撃機。
これがそのB-29、チョットマッテ号。
画像中央、機体に描かれた女性のすぐ上にアルファベットで「CHOTTO MATTE」と書かれている。
当時は日本語のニックネームを付けるのが流行っていたらしく、ダイジョブ号なんてのもあった。
チョットマッテ号は第二次大戦後に起きた朝鮮戦争時に稼働していた機体で、機体番号は「44-86400」。
さらに資料を見ていくと、この機体以外にもニックネームの付いた機体がいくつか出てきた。
その1つが機体番号「44-86292」のエノラゲイ。 広島に原爆を落とした、まさにその機体だ。
こちらの方が番号が若い。
つまりチョットマッテ号から見たお兄さんっていうのは……。
話は少し変わるけど、オランダにあるスケベニンゲンって街を知ってますか?
スケベな人たちが集まる街…とかじゃなくて、本来は別の意味があるんだけど、たまたま日本語だとイヤラシイ意味に聞こえるってやつ。
この手のフレーズって世界中それぞれの言語でいろいろあります。
そして「ちょっと待って」という言葉が「性的な場所をくっつけ合おうよ」という意味になる言語がある。
それが韓国語。
例えば韓国へ行った際、何かの拍子につい「チョットマッテ」なんて言ってしまうと確実に笑われます。
なぜ唐突に韓国語が出てきたのかっていうと、実は彼ら本当は在日韓国人(または北朝鮮)じゃないかとも言われてるからなんですが、この件に関してはまた後ほど。
「ちょっと待って」というのは日常的によく使うフレーズなので、日本語を多少でも知っている韓国人なら、このまったく意味の違う2つの言葉が同じ発音であることも知っている可能性が高い。
つまりこの「ちょっと待って」というフレーズが選ばれたのは、エノラゲイを兄機として持つチョットマッテ号の存在と、韓国語の卑猥な意味のダブルミーニング(二重の意味)なんじゃないかという指摘があります。
彼女と車でラッスンゴレライ
広島まで原爆(名称:リトルボーイ)を運んだB-29爆撃機「エノラ・ゲイ」。
実はこの機体名は、当時機長だったティベッツ大佐の母の名前(Enola Gay Tibbets)から付けられています。
つまり女性の名前。
そして長崎まで原爆(名称:ファットマン)を運んだB-29の機体名は「ボックス・カー」(Bockscar、機体番号:44-27297)。
これはそのパイロットだったフレデリック・ボックの車という意味がある。
ラッスンゴレライの意味は置いておくとしても、「彼女と車」が「エノラゲイとボックスカー」という世界に2つしかない原爆を運んだ爆撃機にピタリと符合するのは何故なのか?
キャビア、フォアグラ、トリュフ~
ネタ中に出てくる「キャビア、フォアグラ、トリュフ、スパイダー・フラッシュ・ローリングサンダー」という言葉にも実は違う意味があるんじゃないかという疑惑が。
キャビアはご存知チョウザメの卵。卵ってつまり小さな子供なので…リトルボーイ(=広島に落とされた原子爆弾の名前)。
フォアグラは太らせたガチョウやアヒルの肝臓。つまりファットマン(=長崎に落とされた原子爆弾の名前)。
トリュフはキャビアやフォアグラと並ぶ世界三大珍味の1つで希少なキノコ。
スパイダーは蜘蛛、転じて雲。
フラッシュは閃光で、ローリングサンダーっていうのは雷鳴が轟く様子のこと。
全部つなげると「広島と長崎に落とされた2つの原爆とそれによって生じるキノコ雲、閃光と轟音」を意味してるっていうのが裏の意味なんじゃないか…と言われてます。
彼ら自身による説明
動きには基になるイメージがある
2014年12月26日にYoutubeの公式チャンネルにアップされたラッスンゴレライの解説動画。
この頃はまだそこまで大ごとになるとは思っていなかったのか、ノリノリで解説している。
つぼみという吉本発のアイドルグループにラッスンゴレライのやり方をレクチャーする体で撮られた14分22秒の動画です。
その中から気になる発言を書き出してみました。
0:22~
あれはダンスとして見てもらいたくないんですよ。
ただ動きをマネしたらいいっていうモンじゃない。
ちゃんとイメージを自分の中に取り込んで~
2:25~
(原爆の子の像との類似疑惑がある最初のポーズを指導)
メラメラして下さい(手をヒラヒラさせながら)
こっちもメラメラと(足を指しながら)
5:30~
イメージとしては火があるんすよ、前にボワッと
それが顔にくるんで避けながら
6:55~
スパイダーフラッシュローリングサンダ!ーって言われて
そんなん嫌や、そんなん嫌やって
ラッスンゴレライの意味
謎の言葉「ラッスンゴレライ」。
ネット上では「Enola gay returns」のアナグラムだとか聖書の一節で神の裁きの光だとかいろいろ言われてますが、正直どれも微妙で納得できるほどの説明は見当たらない。
本人たちが話さない限り本当のところは分からなそうですが…
ある映画の宣伝で登場した時にその意味を尋ねられたはまやねんはこう答えています。
「ラッスンゴレライはちょっと言葉では言い表せない」
「感情でいいですかね?……喜びです」
そしてこれを聞いた相方の田中シングルは即座に「怖い怖い(笑)」と。
「僕が作ったんで謎のままでお願いします」という田中の発言もあるので、何らかの意味があるのは間違いなさそう。
「日本がクソだと思えるのが幸せ」というメンタルを持つ人物が「喜び」を感じる意味とは?
在日韓国人疑惑
そもそも何故彼らに在日韓国人(または北朝鮮)疑惑があるのかと言うと、大きな理由は2つ。
1つは韓国人が世界で最も強い反日感情を持つ民族であること。
そしてもう1つが、日本には通名というシステムがあり、日本名を名乗りながら暮らす韓国・朝鮮籍の人たちが数十万人以上も実際にいるから。
韓国・朝鮮籍の人でも帰化すれば日本人になるし、親の代で帰化していれば子供は生まれた時から日本人。
それでも韓国系の人たちって、法的に日本人になっても気持ちはずっと韓国人という人が多い。
日本社会で生きるのに便利だから日本国籍を取っただけ。日本人になったつもりは無いと公言する人もいる。
ただ8.6秒バズーカーの2人が何人かなんて、公的書類を開示でもしない限り他人には分からないし、開示するとも思えない。
つまり結論の出ない話。
けどそもそも日本人なら、日本や日本人をディスることは自分自身をディスることになるから普通はしない。
自虐的に言うことはあったとしても、「日本がクソだと思える=自分にとっての幸せ」なんてことにはなりようが無い。
普段から自分を「日本とは別」と考えていないと出てこない発想。
まとめ
動機
仮にもし彼らが意図してネタ中に日本人を侮辱する要素を入れていたんだとしたら、いったい動機は何だろう?
そう疑問に思う人も多いかもしれない。
何故わざわざそんな事をするのか?
非常に嫌な考え方だけど、考えられる合理的な理由は1つ。
「自分たちがディスられてるとも知らないで喜んで見てる人間をバカにしたい」
いや、いくらなんでもそんな事のために?
自分たちにリスクがあるのにやるとは思えない。
そう思いますよね。普通なら。
だけど実はこれまでにもそういった仕込みがバレたケースがいくつもあります。
例えば2011年にフジテレビで放送された「花ざかりの君たちへ」というドラマで主演女優が着ていたTシャツの背に「LITTLE BOY」と書かれていた(その回の放送日は広島原爆投下日の翌日)り、同じくフジで2013年に放送されたドラマ「最高の離婚」では、東日本大震災で被災するシーンもある内容なのに登場人物が持っていた名刺に書かれたメールアドレスが「tsunami-lucky@」だったり。
多くの人間が携わって作り上げる全国ネットの番組ですら、こういった悪意ある仕込みをする人間は実在します。
そしてこれは氷山のほんの一角。バレてないケースも考えればいったいどれぐらいあるのか。
偶然は何度まで許されるか?
今回検証した結果、落寸号令雷など明らかなデマを除いても10を超える疑惑が残った。
例えば8.6秒バズーカーの2人が掛けているサングラス。
これが戦後日本を占領統治したダグラスマッカーサーと同じレイバン社製の物であっても、それだけならただの偶然と言える。
それぞれ1つなら偶然と片付けられるものでも、それが2つも3つも、ましてや10以上もあったなら、それら全てがたまたま偶然である確率は億の宝くじに連続当選するぐらいの低さだろう。
しかも、過去のブログやツイッターによって本人の反日発言が明らかになり、「日本をクソだと思えるのが幸せ」という歪んだ思想を持っていることも判明した。
日本を侮蔑する思想を持った人が作ったネタの中に、日本を侮蔑する意味にも取れる要素が偶然10個以上も入っていた。
こんな偶然、あり得ます?
そしてこれが偶然じゃなかったとしたら、彼らはこの日本で日本人のお客さんたちに向かって日本を侮蔑するネタを繰り返し、それで笑ってる人々を見て内心嘲笑ってたことになる。
同じことを日本以外の国でやったら確実に身に危険が及ぶケース。
日本って本当に優しい国だね。
Wikipedia
2019年現在、Wikipediaの彼らの項目には「疑惑の多くはネット上のデマであったが」とさもデマだったことが確定したように書いてあるが、その論拠は1つも挙げられていない。
コメント
画像上げてらっしゃる「ヒロシマ新聞」は、当時発行されていた新聞ではありません。書体や使われている文字だけでも、戦時中のものじゃないとわかりそうなものですが。あまりにも初歩的なミスで、『俺たちの備忘録』さんはこの程度の検証もできない方なんだ、と驚きました。
「ヒロシマ新聞」は、中国新聞〔日本の地方紙です。為念〕労組が被曝50年にあたって、もし当時、新聞がちゃんと原爆被害の実情を報道できたなら、と作成した「新聞」です。実際は軍部の報道管制により、新聞もラジオも原爆被害の報道はできませんでした。
あの新聞に関しては「落寸号令雷」がコラ画像だという点を取り上げていたので、元ネタ自体の検証はしてませんでした。スイマセン。
本文訂正します。