表現の不自由展。大村知事、津田氏、河村市長らの発言まとめ

大村秀章 備忘録

昭和天皇の写真を燃やす映像展示などがバレて炎上した「表現の不自由展・その後」。
ここでは関係者が実際にどういう発言をしたのかをまとめてみました。

ちなみにそれぞれの立場は、大村秀章愛知県知事が「実行委員会会長」、津田大介氏は「芸術監督」、河村たかし名古屋市長は「実行委員会代表代行」です。

 

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監督・津田大介氏の発言

4月8日、ニコ生での発言

あいちトリエンナーレの芸術監督を務めていた津田大介氏とアドバイザーを務めていた東浩紀氏との対談動画からの書き起こし。

津「割と僕のこだわりはコレですね、表現の不自由展」

津「公立美術館で撤去されたものを、表現の不自由展という展覧会を持ってくるテイにして全部展示してやろうっていう、そういう企画で。おそらくこれ皆全然気付いてないんだけど、これが一番ヤバい企画になるんですよ。おそらく政治的に」

東「やっぱり天皇が燃えたりしてるんですか?」

津「あぁ…へへへ(以下略)」

津「ただこれの炎上は男女平等とかじゃないくらいの炎上がおそらく起きると思うので、大変なことになるだろうなと思っていますけどね」

東「うーん」

津「今からどうしようかなーみたいな。今だからボクAmazonにいって防弾チョッキとかチェックしてる。ナイフでプスッと刺されても大丈夫なように。一応、そういうのやっておくか、みたいな」

東「備えあれば憂いなしですね」

東「どんどん(批判者の)名前出していこうよ。名前出せ、名前。」

津「あいちトリエンナーレが決まった時に、津田がやるんなら絶対つまんなくなるだろってツイートした人も全部もちろんリスト化していて、コロスってリストに入れてる」

ふたば
ふたば

ぱよぱよちーん事件の例もあるだけに、左派の人が対立する人たちをリスト化してるって言うとリアリティあるよね

かずや
かずや

あの事件か…実際に脅迫してたからなぁ…

ふたば
ふたば

てかこれほぼ自白じゃん
完全に狙ってたよね

かずや
かずや

公的な資金も入る大きなイベントを利用してカマしてやるって意識なんだろな

 

NHKクローズアップ現代での発言

「一線を越えた差別表現というものは言論(の自由の対象)ではない」

ふたば
ふたば

え?どの口が言ってんの?

かずや
かずや

いつもながら見事なまでのダブルスタンダードだよな

 

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大村秀章愛知県知事の発言

大村秀章

2016年の発言

2016年5月30日付けの朝日新聞の記事によると、大村知事は同日の会見で在日コリアンなどに批判的な主張をするデモについて「表現の自由でも何でもない、人権侵害だ。国際的に恥ずべき事だ」と発言した。

 

炎上後の発言

2019年8月5日付けの朝日新聞によると、あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」を中止に関し、中止を求めた河村たかし名古屋市長らを「憲法違反の疑いが濃厚と思う」と批判した。

「行政や役所などの公的セクターこそ表現の自由を守らなければいけないのではないか?」
「自分の気に入らない表現でも、表現は表現として受け入れるべきだ」
と発言した。

 

知っていたのか?

共同通信の2019年9月20日の記事によると、トリエンナーレ実行委員会会長の大村秀章知事は、昭和天皇を題材とした作品の出品を事前に知らされなかったとして「極めて遺憾。勝手に持ち込まれた」と話した。

また2019年9月18日付の中日新聞によると、あいちトリエンナーレの企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった経緯などについて調べる検証委員会において以下の事が判明。

慰安婦像が出展予定と知った大村知事は津田氏に対して6月に「少女像はやめてくれないか。実物ではなくパネルにならないか?」と要請。
作品の写真撮影を禁止することも提案したが、企画実行委に断られたという。

 

芸術の名を借りた政治プロパガンダ

9月25日の毎日新聞によると、この日大村秀章知事は県の検証委員会の報告を受ける形で芸術監督である津田大介氏を厳重注意処分とした。

検証委員会の中間報告では展示の最高責任者であった津田氏の言動について、「背信のそしりを免れない行為」「ジャーナリストとしての個人的野心を芸術監督としての責務より優先させた可能性」「あいちトリエンナーレの期待水準に達しない『芸術の名を借りた政治プロパガンダ』と批判されるような展示を認めてしまった」などと厳しい指摘が相次いだ。

 

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河村たかし名古屋市長の発言

作家・評論家の西村幸祐氏とのやり取りで

「私はトリエンナーレに賛同する立場で視察して『これは酷い』と思った。昭和天皇の写真もそうだが、普通の神経をした人なら『これは美術なのか?』と思うでしょう。いわば日本の世論がハイジャックされたような展覧会だ」

「だから責任を果たすために実行委員会会長である大村氏に中止を申し入れた」

「この国際芸術祭には国や愛知県、名古屋市などの公的資金が投入されている。ぜひ私と大村知事を国会に呼んでほしい。国民に疑念を持たれている点について徹底的に説明・議論したい」

「憲法21条違反などという非常識な人間がいるらしいが、本当に憲法を理解しているのか?表現の自由は無制限ではない。憲法12条の公共の福祉に反するような展示は認められない」

 

大村知事の展示再開の意向を聞いて

朝日新聞の9月25日の取材によれば、大村知事による「表現の不自由展・その後」再開の意向を聞いた河村たかし市長は、トリエンナーレは市や県の公的資金で費用負担していることに触れた上でこう言ってます。

「名古屋市民が天皇陛下の肖像を燃やして踏みつけるのを推進してると。兵士が死んでいった悲しい日本史の記憶をマヌケというか、愚かな日本人の死であるということをですね、名古屋市民が推していたことになるんですよ。そこについての評論が全然ないじゃないですか?普通の表現の自由の話と全然違うんですよ」

 

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国などの対応

9月26日、萩生田文部科学相は「申請にあった通りの展示が実現できていない」として、文化庁からの補助金約7800万円を交付しない方針を公表した。

あいちトリエンナーレの総事業費は約12億円。そのうち愛知県が約6億円、名古屋市が約2億円を負担し、文化庁からもおよそ7800万円が出ることになっていた。

名古屋市は計2億1千万円を負担することになっており、そのうち3400万円は閉会後に支払う予定だったが、「国と共同歩調をとりたい」という河村市長の判断で残りが支払われない可能性も出てきた。

 

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まとめ

やっぱりね、ダブルスタンダードは駄目だと思うんですよ。自分の都合でコロコロ意見を変える人って人間として信用されない。

 

コメント

  1. ふさく より:

    大村は津田を厳重処分にしておいて、
    以前と変わらぬ展示を再開。
    筋は通っているのか?

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